年末が近づくと、忘年会や年賀状、帰省や冬休みの準備など、なにかとイベントが増えて時間に追われがち。その中で「大掃除まで手が回らない!」という経験、ありませんか?実際、12月の下旬は寒さも厳しく、水仕事がつらくなる季節でもあります。
そこでおすすめなのが、“11月スタートの前倒し大掃除”。気温が高いうちに終わらせることで、効率的でラクになるだけでなく、年末のストレス軽減にもつながります。この記事では、大掃除を5つのステップに分けて、週ごとの分割スケジュールとして提案。無理せず実践できるよう、具体的な掃除内容とポイントをセットでご紹介します。
一歩先の行動で、気持ちよく新年を迎えましょう!
ステップ1|11月第1週:まずは“捨てる”から!不要品の整理で掃除効率アップ
年末に向けた大掃除の最初のステップは、掃除そのものではなく“モノを減らす”ことから始まります。不要なものが溜まっていると掃除のたびに移動や整理が必要になり、作業効率が大幅に下がってしまいます。だからこそ、まずは徹底的な不要品の整理が大切なのです。収納スペースや生活動線がスッキリするだけでなく、心も軽くなり、やる気もアップします。
✅ 見直したいアイテムの具体例
- 1年以上使っていない調理器具・キッチン家電:
ホットサンドメーカーやミキサー、ヨーグルトメーカーなど、「あったら便利だけど結局使っていない」アイテムは思い切って手放しましょう。 - サイズが合わなくなった衣類や靴:
今後着る予定がなさそうな洋服や、履き心地が悪くて使っていない靴などは潔く処分するのが◎。 - 読み終えた雑誌・古い取扱説明書:
情報が古い雑誌や、ネットで閲覧できる家電の取説は、思い切ってリサイクルへ。 - 壊れている家電や家具:
修理の予定がないまま保管しているものは、年末の処分を機に手放すチャンスです。
📌 整理の進め方と実践ポイント
- 「迷ったら保留BOX」を作る:
処分するか悩むものは一時的に保留BOXへ入れ、1〜2週間以内に再確認して判断。迷いを先送りしつつ、全体の流れを止めないことが重要です。 - フリマアプリやリサイクルショップを活用:
季節に合ったアイテムは今が売り時。特に冬物衣類や子供用品はニーズが高まる11月がベストタイミングです。 - 粗大ごみの回収日を早めにチェック:
年末に近づくと予約が取りづらくなるため、11月のうちにスケジュールを立てて申込みましょう。 - 家族で役割分担する「捨て活デー」を設定:
家族全員で一斉に取り組むと、短時間でも大きく進みます。子どもも巻き込めば、物を大切にする意識づけにもなります。
🚪 部屋別の“捨て活”のコツ
- 玄関まわり:
古くなった靴、壊れた傘、使っていないシューズボックス用品など。来客時に見える場所だからこそ、第一印象もアップ。 - リビング:
使っていない家電のコード類、古いリモコン、積読になっている雑誌などを見直しましょう。収納スペースの見直しも一緒に行うと効果的です。 - キッチン:
賞味期限が切れた食材、使いづらい保存容器、たまりがちなレジ袋や紙袋など。収納棚の奥までチェックすると意外な発見も。 - 子供部屋:
遊ばなくなったおもちゃ、サイズアウトした衣類、古い教科書や工作品など。子どもと一緒に「使う・使わない」の基準を話し合いながら進めると◎。
「掃除が苦手」と感じる方でも、“減らす”ことなら始めやすく、達成感も得られやすいもの。モノが減れば自然と片づけやすくなり、掃除にかかる時間と労力を大きくカットできます。
最初のこのステップをしっかり取り組むことで、後の大掃除全体がスムーズになり、年末を余裕をもって迎えられるようになります。
ステップ2|11月第2週:水仕事系はこの週に集中!外回りと窓掃除
寒さが本格化する前に済ませたいのが、水を使う外回りや窓の掃除です。気温がまだ比較的高く、外に出ての作業が苦にならないこの時期こそ、手早く済ませておきたい重要ポイント。手がかじかむようになる12月に比べ、汚れも落ちやすく、作業時間を短縮できるメリットもあります。年末になって慌てて取りかかるよりも、11月中旬に集中的に対応しておくことで、その後のスケジュールにも余裕が生まれます。
✅ 取り組む場所
- 窓ガラス・網戸・サッシ全体:
内外両面の掃除を行いましょう。外側は風や排気ガスによる汚れが付きやすく、砂ぼこりが目立ちます。まず乾いた布やハケでホコリを払ってから水拭きを。網戸やサッシの溝も忘れずに。 - ベランダ・バルコニーの床や排水溝:
落ち葉、砂ぼこり、髪の毛などが溜まりやすいエリア。掃き掃除と合わせて、デッキブラシで洗浄すると見違えるようにキレイになります。排水口も詰まりがないかチェックしましょう。 - 玄関ドア・ポーチ・ポスト:
来客時に最初に目に入る玄関周り。雨風で汚れがたまりやすいため、ドアノブや表札、インターホン周辺も含めて磨いておくと清潔感がアップ。 - 外構(門柱・フェンスなど):
泥汚れや苔がつきやすい箇所。高圧洗浄機があると一気にきれいにできますが、なければブラシと洗剤でも十分対応できます。
📌 掃除のポイント
- 曇りの日を狙う:
晴れた日は乾きが早く拭き跡が残りやすいため、曇りの日が掃除に最適。光の反射も少なく、汚れが見えやすいです。 - 2度拭きで仕上がりUP:
最初は中性洗剤で拭き、その後に乾いたクロスで水分をしっかり拭き取ると、透明感が出てスッキリとした仕上がりに。 - 新聞紙仕上げでくもり防止:
新聞紙のインク成分が皮膜を作り、ガラスのくもりやホコリの付着を軽減してくれます。 - 網戸は丸洗いが理想:
外せる場合はシャワーで全体を洗浄し、乾かしてから取り付けを。外せない場合はスポンジやモップで丁寧にホコリを取り除きましょう。
🧰 おすすめの準備アイテム
- 窓用スクイジー(拭き取りが簡単に)
- デッキブラシ(床のこすり洗いに)
- 中性洗剤 or 重曹スプレー(エコな洗浄に)
- 吸水クロス or マイクロファイバータオル(拭き跡防止)
- 高所用モップ(脚立なしで2階窓にも対応)
🔁 分けてやるのもOK!
すべてを1日でやろうとすると大変です。例えば:
- 平日に1〜2枚ずつ窓掃除を進める
- 週末にベランダや玄関周りを集中して掃除する など、天気予報や自分のスケジュールを見ながら柔軟に調整しましょう。
すべて終わったら、窓ガラスに“しめ飾り”や“ウィンドウステッカー”を貼って、年末気分を少しずつ盛り上げるのもおすすめです。
ステップ3|11月第3週:キッチン・浴室・トイレなどの水まわり
最も手間がかかりやすく、汚れも蓄積しやすい「水まわり」の掃除は、年末に一気にやろうとすると心も体もヘトヘトに…。そこで、11月の第3週を使って、エリアごとに計画的に掃除していきましょう。日々使う場所だからこそ、早めにリセットしておくことで年末年始を快適に過ごすことができます。ここでは、キッチン・浴室・トイレの3大水まわりを重点的に取り上げ、それぞれの掃除ポイントを詳しく解説します。
🧽 キッチン
- 換気扇・レンジフードの油汚れ取り:
油とホコリが混ざって固まった汚れは、温かいうちに中性洗剤や重曹で落とすのがコツ。 - 冷蔵庫の中の整理と棚の拭き掃除:
賞味期限切れの食品チェックとあわせて、引き出しやドアポケットまでしっかり拭きましょう。 - コンロ・シンク・排水口の掃除:
焦げ付きやぬめりを落とすには、セスキ炭酸ソーダやクエン酸スプレーが便利。
🛁 浴室
- カビ取り・鏡のウロコ落とし:
湿気がこもりやすい浴室では、防カビ対策も大切。週の前半はカビ取り、後半に鏡や床などを集中清掃。 - 換気扇のフィルター掃除:
ホコリが詰まると湿気がこもりやすくなるため、定期的な洗浄が必要。 - 浴槽エプロンの中もチェック:
意外と汚れている内部は、外せるタイプなら思い切って中を掃除しましょう。
🚽 トイレ
- 床と壁の拭き掃除:
見落としがちな壁面も、飛び散りが多いので丁寧に拭き取りましょう。 - タンク周辺やウォシュレットノズルの清掃:
細かい部分の汚れは歯ブラシなどを活用してピカピカに。
📌 ワンポイントアドバイス
曜日ごとに担当エリアを決めるのもおすすめ:「月曜は浴室」「火曜はキッチン」など、自分の生活リズムに合わせてカスタマイズを。
掃除の時間を「毎日30分」以内におさめると、無理なく続けられます。分割方式が成功の秘訣!
重曹・クエン酸などのナチュラル洗剤を使うと、肌にも環境にも優しく、作業もスムーズ。
ステップ4|11月第4週:家具・家電・布もののケア
年末に向けての仕上げとして、家中の「大物」たちをしっかりリフレッシュさせる週です。この時期は、室内作業が中心になるため、寒さに左右されずに取り組めるのもポイント。普段見落としがちな家具の裏や家電のフィルター、カーテンやラグといった布製品まで、隅々まで行き届いたケアを目指しましょう。
✅ 掃除・ケアする場所&アイテム
🛋 家具まわり
- ソファの下や裏側のホコリ取り:
掃除機の細ノズルやワイパーで埃を吸い取る。可能であれば脚付きソファの下はクイックルモップなどで定期ケアを。 - 本棚・キャビネットの上部の拭き掃除:
高い場所はホコリが溜まりがち。使い捨てワイパーやマイクロファイバークロスでサッとひと拭き。 - 家具の移動での床掃除:たまには家具を少しずらして、見えない部分の床も拭き掃除。
📺 家電製品
- テレビや冷蔵庫の裏側のホコリ除去:
静電気でホコリが集まりやすく、火災の原因にも。掃除機やハンディモップでこまめに清掃。 - エアコンや空気清浄機のフィルター洗浄:
汚れたフィルターは効率低下の原因。水洗いまたは掃除機で吸引してメンテナンス。 - 電子レンジ・炊飯器・トースターの外装拭き掃除:
油汚れがつきやすいため、重曹スプレーやアルカリ電解水を使うと便利。
🧺 布製品(洗えるものはこの週に)
- カーテンの洗濯:
洗濯ネットに入れて洗濯機でOK。乾いたらそのままカーテンレールへ吊るして乾かすとアイロン不要。 - ラグ・マット類の洗濯 or 掃除機がけ+天日干し:
大きすぎる場合は、布団乾燥機や除菌スプレーも活用。 - クッション・ソファカバーの洗濯:
こまめに洗うことで、ダニやアレル物質の除去にも効果的。
📌 ワンポイントアドバイス
- スケジュールを細かく分ける:
1日で全部やろうとせず、「今日はカーテン、明日はソファ裏」と分割して計画を立てると無理なく進められます。 - 家族に役割をふる:
背が高い人には棚の上、細かい作業が得意な人にはフィルター洗浄など、適材適所で分担すると効率的。 - “掃除しながらチェック”で家のメンテナンスにも:
ネジの緩み、家具のぐらつき、家電の異音などを見つけたら、メモして後日対応。
🧰 準備しておきたいアイテム
- ハンディモップ(高所や隙間のホコリ取りに)
- 重曹 or アルカリ電解水スプレー(家電の油汚れに)
- 洗濯ネット(布製品の洗濯に)
- 布団干し用のスペース or 室内干しグッズ
このステップが終われば、家の中はかなりスッキリ!12月には「ちょっと掃除するだけ」でOKな状態に整えることができます。
ステップ5|12月第1週:見落としがちな場所と仕上げのデコレーション
いよいよ大掃除の最終段階に突入です。12月に入ったこの時期は、今まで手をつけにくかった細かい箇所や目に付きにくい場所をしっかりとチェックし、きれいに整えるタイミング。また、年末年始に向けて家の中に季節感を取り入れる飾りつけを施すことで、空間が一気に華やぎ、気持ちも前向きに切り替わります。小さな工夫を積み重ねて、大掃除を締めくくりましょう。
✅ 見逃しがちな場所チェックリスト
- 照明器具のホコリ取り:
天井のシーリングライトや壁掛け照明、スタンドライトなどのカバーやシェードは、意外とホコリが溜まりがち。柔らかい布やモップで優しく拭き取って。 - 壁のスイッチ周り・ドアノブ:
家族全員が頻繁に触れる部分なので、アルコールを含んだシートやスプレーでしっかり除菌も兼ねた掃除を行いましょう。 - カーテンの洗濯とレール掃除:
カーテンは洗える表示があるものは自宅で洗濯可能。洗濯と一緒にカーテンレールのホコリも取り除くと、見えないところまでスッキリします。 - 家電の裏側やコード周りのホコリ:
冷蔵庫やテレビ、電子レンジの裏やコードの根元には、1年分のホコリが蓄積しやすいです。掃除機の細口ノズルやハンディモップを使って丁寧に清掃しましょう。 - 収納棚の最上段や奥のスペース:
普段見えない高所や奥の棚には、思った以上にホコリが溜まっています。脚立や踏み台を使って安全にアクセスし、忘れがちな場所までしっかりチェックを。
🎄 デコレーションで気分を上げる
- 玄関やリビングにミニツリーやリースを設置:
目に入る場所に季節感のある飾りを置くだけで、家全体があたたかい雰囲気に。 - 窓辺にライトやオーナメントを飾る:
夜になるとライトアップされた窓からの光が幻想的で、外から見ても華やかになります。 - ポスターやタペストリーを季節仕様にチェンジ:
壁の雰囲気を変えるだけで、部屋全体の印象も一新。年始向けの干支モチーフなどもおすすめ。
掃除とデコレーションを同時に進めることで、実用性と楽しさを両立。家族で飾りつけをする時間を楽しみながら、気持ちよく新年を迎える準備が整います。
これで1ヶ月にわたる大掃除の全工程が完了。12月後半はゆったりと過ごせる余裕が生まれ、心にも時間にもゆとりを持った年末を迎えられるはずです。
まとめ|分割掃除で年末をラクに、気持ちよく新年を迎える!
5週間にわたって無理なく取り組むことで、大掃除の負担は大きく軽減できます。11月のうちに「使わないものを手放す」「寒くなる前に水まわりと外掃除を済ませる」「部屋の空気を整える」など、各エリアごとの分担を丁寧に行えば、12月は気持ちの余裕を持って過ごすことができます。
そして、ラストは飾り付けで“楽しさ”をプラス。頑張った自分へのご褒美と、新しい年を迎える準備を、前向きに楽しめるようになります。
ぜひ、今年の大掃除は「11月から少しずつ始める」分割スタイルで、快適なおうち時間と気持ちのよい年末年始を手に入れましょう!

